2014年3月31日月曜日

春の嵐のあと


1本目の溝、完成・・・3月30日(日)


 
29日(土)に所用があり作業ができなかったので、
30日(日)に息子に手伝ってもらいながらの作業となった。
昨夜の春の嵐・豪雨で、田圃はさらに水浸しとなっていて、
溝切り作業は困難を極めた。
昨年の米作を終え田圃に耕しに入ったトラクターの轍に水が溜まり、
水の溜まった溝が何本も増えていた。
 
隣の畑のOさんが、私が作業できない間に、その轍と轍・また轍と溝の間を
水が流れるように小さい切れ目を入れてくれていて、
それはそれは涙がちょちょぎれるほど有難かった。
 
農業は、家庭菜園ならまだしも、本格的にやるのなら週一回程度の作業では話にならず、
少しずつでも毎日のように様子を見て
世話をしなければならないのだなぁ・・・と実感した次第です。
そして、一本目の残り(約20メートル)は当に泥沼の中で作業をするような感じで
何とか切り終える。


2本目の溝に取り掛かる

二本めは、段差のある上の田圃との境界を切ることにしたが、
上の田圃から浸みてくる水はボディブローのように常に絶え間なくジワリと溜まっていき、
これからの一本はそれらを溜めないための特に重要な溝切り作業であります。
まず、一番排水に近い畦を切り崩して溝を切り、
水が田圃の外へ流れていくようにする。あとはひたすら、
一本目と同じ、70メートルを掘り進む(といっても、
後ろ向きに進むので、正確には「堀りさがる」か?。


隣の田圃との境目に勾配はついてはいるが畔があるために
片足がとられそうになってももう一方の足が踏ん張れるのは助かった。
しかし、上の段からの水はものすごく多く、
昨年トラクターが耕した後はぬかるみである一方、
トラクターの通っていないところは草の根がはっており、硬くてなかなか重い。
スコップで草の根を切らねばならない結構な作業であります!




明後日から大学生活で家を離れてしまう三日坊主(息子)、
これから先はあてに出来ず、
残りは私たち三日坊主・中年夫婦でやるしかない。
もっと早くから手伝わせればよかった・・・と思っても後のまつり。
実際、この田圃に作業として入ったのが一週間前からなので、仕方がない・・・

しかし・・・はたして、この田圃
ちゃんと水が抜けて、畑になってくれるのでしょうか?
(トホホ)

 

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