2014年6月30日月曜日

虫のいい話?

溝切りから3か月。


 
チャレンジ開始から、3か月経過
農業は
「こりゃ大変だ・・・」
と思うところと
「おもしろいなぁ!」
と感じるところもあり
それはそれは様々であります。
しかし、まだ僅か3か月であります。
 
収穫物の出来栄えが
これからなので、
そして、まだまだ一年生。
土のこと、草のこと
病気のこと・虫のこと
そして作物のことなど
何かを語るには
あまりにも早すぎますわなぁ。
 
それでも・・・
その日に感じたことをメモりたい。

そこで、
今日は「虫のいい話」を少々。
草むらには虫たちが
沢山タクサン住んどります。
虫にもいろいろありまして・・・
農作物に悪さをする虫もおります。
人間にとって都合の悪い
アブラムシや
ニジュウヤホシテントウムシなどが
「害虫」ということになります。
(ものすごい数と種類が存在します)
その害虫にも天敵がいまして
ナナホシテントウムシなどは
アブラムシなど害虫をやっつけてくれる
人間にとっての都合のいい虫たち
「益虫」です。
 畑で野菜を育てるときに、
(あくまで一般論でありますが)
「草はきれいに全部取り除きましょう!」
と教わってきました。
完全に除草してしまうと、
虫たちの住むところがなくなり
野菜のほうへ、住処を求めて
葉っぱを求めて「害虫」が
先に集まってきます。

除草すると虫が増えるのは
住むところ(草むら)が
なくなってしまったからなんですね。

しかし、農民にとっては
草もそこそこ刈って処理しなければ
草の根がどんどん張りめぐり
草に栄養を取られ、
作物が育ちにくくなります。
草の種が付き、作業もしにくい。
管理もできない・・・
となるわけで、難しいところですね。
 
三日坊主の畑では、
いくつか実験をしとります。
たとえば、害虫対策として、
マルチはせずに
野菜と一緒に麦を生やして
彼らの住処を確保する!
また、マルチはするのですが、
近くに草をそこそこ生やしておく・・・
などの戦法をとっておりますが、
それでも、彼ら(特にアブラムシ)は
野菜の葉の裏側に
少しではありますが生息しています。
 
なるべく自然に防虫したいので
牛乳や酢を薄めて葉の裏にかけてみる。
果たして、どれくらい効果があるのか?
全く効果がないわけではないが、
(アブラムシには確かに効果ありました)
いつまで効いてくれるんかなぁ ・・・

また、苗の健康増進のため?
(野菜の苗の基礎体力を強くするため)
納豆菌やヨーグルトなどで作った
「えひめAI」という自家製の酵素?も
かけていきます。

三日坊主(妻)は、今日も
噴霧器で、一枚一枚葉の裏表に
丁寧に?葉っぱに語りかけながら
心を込めて散布しとります。

虫だけでなく
病気のこともあるので
今後、農薬を全く使わない訳には
いかないと思うけれど、 
なるべく、自然のもので
対策をしていきたいと
思っております。

これからは、虫だけでなく、
鳥対策やら病気対策も
しなければなりませんのですわ。
黒豆移植後のネキリ虫なんかは
非常に手ごわいです!
 
どうなりますことやら。
 
畑が広いので、
これから収穫する際に軽トラが
ストレスなく動けるようにしたい。
村の農家の人たちにしてみれば、
畑の耕作面積が減って
「もったいない」と感じるようです。
しかし、あまりに人力では広すぎるので、
畑の真ん中にあえて十文字に道路を確保した。
軽トラの右左折、方向転換(切り替えし)など、
最少スペースでしかも気遣いなしでやりたい。
いろいろ考えたが、
最終的に三日坊主()のアイデアで、
道路の横に排水の溝を作る用の「U字溝」を調達し
畑の溝の道路の部分に逆向きに置いて
橋が架かるようにした。
これで、心置きなく軽トラや運搬機が
畑の中を走り回れるぞぉ~!
 
1期トマト&茄子の支柱くくりも
今日でひと段落。
そして、里いも植え付け、
オクラ・ズッキーニの移植も終了。


 
次は第2期トマト移植が待っている。
その次は黒豆(晩生)の移植。
豆たちもそろそろ顔を出してきた。
1000粒播いた豆は
果たしていくつ顔を出してくれるのか?
 
そして肝心の取り入れの体制つくり。
キュウリ・茄子・トマト・ピーマンなどの
収穫・出荷の準備をしなくては・・・。
(味はどないなんやろ?)
 
突然、ゲリラ雨が降ってきたので
お蔭でハウスの中の整理が出来た。
(中は意外と広いもんですねぇ~!)
住めるかな?
(住めるもんなら住んでみぃ~!)

2014年6月23日月曜日

1t.タンク登場!

出荷前の仕込み週間


頼んでいた「1tタンク」が2個、ようやくやってきた!

ミニハウスが出来たおかげで、入り口の通路付近を
片づけて、きれいに掃除することが出来た。
ここに、タンクを2つ置く。
 
 
 
タンクの横にも
水路からの水溜まりを作り、
野菜の泥を洗い落とし
出荷に備える。 
 
 三日坊主(妻)は
トマトの剪定作業。
剪定した脇芽は捨てずに
 新しい苗として植える(これぞエコ!)。
 
 

一方の茄子は
そろそろ収穫の段取りが気になってきた。
こちらも剪定し
主枝を支柱(手)に吊っていく。
 茄子は3本仕立て。
  鳥は光るのものを怖がって近寄らない?はずが・・・
時々支柱の上でのんびり休憩しとります。
(写真には撮れず)



B面に植える予定は
豆の晩生(おくて)は丹波の黒豆。
10月の枝豆、正月の黒豆に向けて
今から黒豆の播種作業。

 
全部で1000粒播きます。
(出芽率8割目標)
100gでだいたい120粒位あるので
800g準備したのであります。



日曜は雨の中、村の池の草刈作業があり
村人総出で、農業用ため池の周りの草を刈り。
 夜の懇親会にも参加する。
 古くからの村には
 懇親会にもこだわりがあり
 すき焼きをみんなで頂くのであるが
 長老のお話によると
 
「出前を取ったら楽でええ・・・という人がいるが
当番を順に決めて
自分たちで準備して、後片づけをする
楽をした分、つながりは軽くなる
そういうもんです。
だから鍋に意味があるんです」 
・・・とのこと。
 
有難く拝聴しました。



ところで、
先日植えた早生の豆が・・・
水と肥料の不足?で、枯れそうになっとります。
(トホホ)
 

元気に生き返るように
頑張って世話しま~す!
村の人曰く

「まぁ、のんびりやりなはれ!」






 


 

2014年6月16日月曜日

ミニハウス完成

農作業は佳境に入る・軽トラ 溝に入る


一週間
とても慌ただしく過ぎて行く。
 
 地球温暖化のため?か
ジェット気流蛇行のため?か
エルニーニョ現象のため?か
最近頻繁に、突然突風を伴って
ゲリラ雨がやって来る。
 
そんな中
週頭の月曜日。
土が乾きすぎて
水が少し足りない・・・
豆の植え付けを躊躇っていたところに
そのゲリラ雨が襲ってきた。

おかげで?
枝豆の早生部隊
移植のチャンス!
私は大阪で仕事に付
三日坊主(妻)一人で作業。
夕方からの作業だったので
植え終わったのは
周りが暗くなりかけた、19時30分。
(一人でよく頑張りました!)
 
しかし、その5分後
アクシデントは起こる。
19時35分
三日坊主(妻)が乗る軽トラが
ドロドロの溝に嵌ってしまい
アクセルを拭かせるも
四駆の軽トラ、動けず立ち往生。
真っ暗な中、途方に暮れる
三日坊主(妻)
(・・・証拠写真なし)
 
そこへ救世主!
いつも助けてもらっている
隣の畑のOさん、
偶然、畑にまだ居てくれました。
地獄に仏とはこのこと
20時ごろ、何とか無事脱出!
(これまた・・・証拠写真なし)
 
 波乱万丈の一日でありました。
 
週末、ミニハウスが完成。
真夏、熱くなりすぎないように
上にシート&日除けの紗をかける。
自己流です・・・
台風の時とか、大丈夫かなぁ?
(ちょこっと心配です)
 
野菜の方はというと
茄子に続き
胡瓜も次々と実を付けはじめた。
(よしよし!)


さらに、アーチには
ひたすらこの「直管」を繋ぐ。
トマトや茄子の手になります。

あとは、豆(早生)の移植も
まだまだ残っとります。
作業はまだまだ
水タンクなどの設置
資材倉庫(ミニハウス)内の整理
追肥もあります。

ネギも
種から植えてみました・・・
しかし
ほったらかしにした結果
草なのか?ネギの苗なのか?
判らんようになってしまいましたわ
(トホホ)
どないしょ?

農作業に明け暮れている間に
世間はすごく盛り上がってました。
そうです
ワールドカップ・ブラジル大会!

地元中学出身・岡崎選手の
応援横断幕が駅前に!
しかし、
初戦のコートジボワール戦は
残念な逆転負け・・・
巻き返しに期待ですわ。

今日採れた初もの胡瓜!
早速、酢の物で
いただきま~す!
(旨い!うふふ!)
今度は
自家製のキューちゃんを
作ってみたい!


さて、次週は
中生の黒豆の播種を!
気合を入れてやります。
秋~冬に
旨い旨い黒豆の
収穫を夢みて・・・

 

2014年6月9日月曜日

梅雨入り直前の幸運(耕運)。

豆にやろう!

田圃であった土が、
畑の土になるにはそれなりの
要素とタイミングが必要な訳で
前回「早く鋤いてほしい」と願っていた
素人の願いは、振り返ってみると
やはりタイミングが少しばかり
早かったようであります。
 
ゴロゴロになってしまった土。
 
それでも、A面の方には
夏野菜一式を植え、支柱を建て
いくつかの苗を枯らしながらも
水を丹念にあげて
多くの苗は何とか根を張ってくれて
花を咲かせ、実を付けてくれるはず
 ・・・
と、願うばかりです。
 

一方、B面は
約一か月放置。
雑草が僅かに伸び始めた。
秋に向かって、
枝豆を順次植える予定にしている。
 
出来れば、もう一度耕運したい。
畝を作り直し、僅かな草を鋤きこみ
少しでも良い土の状態にしたい。
 
豆のベースになる肥料
早生だけに必要な肥料
などを分けて畑に撒き
梅雨入りとのにらめっこをしながら
雨が降る直前のタイミングを見計らって
先輩就農者のO氏に依頼し
B面を再び耕運してもらった。
 
三日坊主(妻)は耕運料と引き換えに、
朝5時から水菜の出荷の手伝いを3日間。
行ったのでありました。

B面に植えられる予定の
豆の早生部隊
移植を待っている状態です。
 
そして、6月4日
待望の農業用水路が解禁
これからはこの水が
三日坊主の夏野菜の渇きを潤してくれる。

気の早い茄子は
もう実を付けている。

人間も野菜も
そこそこ大きくなるまでは
「手」がかかる。
これからしばらくは
「草」と「虫」と「病」との
戦いだ~!
あの手もこの手も使って
切り抜けるぞ~。



別の場所で昨年から育てていた
玉ねぎやスナックえんどうが
収穫の時を迎えた(うふふ)。


そろそろ「百」ほどはあると言われる
多くの作業に
「手」が足りなくなってくることが
現実として迫ってきた。

収納用のビニールハウスも
いよいよ着工。


しかし、ゲリラ雨のため
一時中断。
なかなか思うようには
進まない。


ネコの「手」も借りたいが
我が家には
留守番中の退屈犬しかいない・・・(トホホ)
 

2014年6月2日月曜日

支柱建て

あの手この手

先週、胡瓜のツルが伸びてきたので、
取り急ぎ、胡瓜の分だけ支柱を建てネットを張った。
強風などで、茎がポキッと
折れてしまうと元も子もないので
そろそろ、茄子とトマトにも
支柱を建ててあげる必要があります。

風にも負けず、太陽に向かって
葉っぱをいっぱい伸ばせるように
そして選定しやすいように、
意外と大事なことなんですわ。
 
農業用語で
支柱のことを「手(て)」という。
野菜の茎が自立するのに、「手」を差し伸べる・・・
という意味だろうと、勝手に解釈していますが
その真意のほどは定かではありません。
はたして、この「手」という文字で良いのかさえも
解っておりません。(スミマセン)
 
 さて、今年の三日坊主計画によると
岐阜県まで調達に行って手に入れた
アーチ型支柱という手(て)で
野菜を支えようというのです。

調達した160組のうち
約120組を組み上げ
野菜の成長に併せて
最初は小さな支柱から
だんだん大きな支柱に結び
茎を補助していくことになるのです。


まだ直管(横に固定する管)は
組めていないけど
アーチ型支柱が徐々に組みあがっていく様は
我ながら、なかなか壮観であります!

一方、マルチをしていない畝がありました。
試験的に麦を植えてみたら、はたしてどうなるか・・・
マルチの有る畝・無い畝
茄子で実験ですわ。
麦は早くも生えてきています。




空いた畝に「さつまいも」植えてみま~す。

 <5月末現在>
茄子が160本
トマトは200本(順次増やしていく)
胡瓜は20本(順次増やしていく)
ピーマン系80本
さつまいも50本

今使っている約半分の畑
(これからはA面と呼びます)
上記の作物で使い切ってしまうので、

残っている半分の畑
(これからB面と呼びます)には
今後は豆を中心に植えて行く予定です。

(もう一度鋤直す予定のB面の畑)
黒豆が中心ではありますが
まずは、白大豆の枝豆用早生(わせ)から。
中生(なかて)・晩生(おくて)と
少しずつ時期をずらしながら
いろいろ作りたいと思っております。

種豆を蒔いて4~5日
毎日水を欠かさずあげていると
少しずつ、むくっと芽を出し始めた。
豆の大好きな鳩対策のネットを被せながら
もうすぐ、畝を作り直して
順次移植していく予定でありますが
移植した後の鳩対策も考えないとね!
(植えた途端、鳩が豆の部分を食べに来るんです~。トホホ)

6月4日に待望の農業水路の水が来る~!
軽トラの傍でポンプの水と戯れる
三日坊主(夫) でありました。
 
土作り・種まき・水やり・移植
追肥・支柱建て・草刈・選定・茎と支柱を結ぶ
水路の管理・農機具用ミニハウス建て
他にも、防虫・病気対策・・・
やることいっぱいあるんやから
遊んでる場合やないで~。