2014年4月28日月曜日

準備着々・・・しかし、ちょっと待った~!

嬉しい応援団


ここ数日、
畑(畝が立ったので、これからは田圃と言わず畑と呼ぶ)の近くを通る
近所の人たちが気にかけてくれて、いろいろとアドバイスやら世話を焼いてくれている。
 
村のお米屋さん(農家でもあります)は、

「百姓なんか止めとき!しんどいだけやで、
ほんまに、悪いことは言わん、絶対止めとき!」

と会うたびに言っていたにもかかわらず、
竹藪の中で放置されていた「キャタビラ式運搬機」(中古)を見つけてきて
突然「これ使い~!」と軽トラに乗せて颯爽と?登場!
無償で貸して頂けるとのこと。
牛糞の肥料4tを畑全体に撒くのに、一輪車の人力ではとても大変。
これは助かる・・・と思いきや
早速、三日坊主(妻)が運搬機を借りて、肥料を撒き始めたところ・・・
15m位進んだところで黒い煙を吐いて、エンジンが停止。
そのまま、再びエンジンがかからない・・・
オイルを変えてみた・・・隣の畑のOさんも気にしてくれて
始動のロープを直してみてくれた。
しかし、エンジンはかからない。
どうも原因はほかにあるようだ。
機械は難しい・・・(トホホ)
 
機械の整備(といっても治っていないが)に時間を取られてしまい
結局、当初はやめておこうと決めていた軽トラに肥料を積んで
畝の上を通り、肥料を撒くこととなった。
結局4月27日は畑の半分、2tだけを何とか撒いた。
 

また、農機具メーカーの営業のお兄ちゃんは
新品の上等な管理機を持参。
デモンストレーションをしてアピール、購入を薦められた。
 
確かに上等なもんですが・・・
いきなりは買えませんわ。
もうちょっと待って!


その間にも、JAの強力な溝切り装置に登場してもらい
新たに深い深い溝を切ってもらう。
いや~、実に深い!
田圃(一か月前)さえ乾いていれば、
最初からこれでやってもらったのになぁ!(すごい!)
 
準備は着々と進んでいるようには思うが
遅れていることだらけになってきた。
(というか、もともとの予定が無理な机上の空論でしかなかった!)
 
<当面の宿題・課題>
○肥料撒き(途中)
○農器具を収納するハウスの設置(これから)
○基本になるハウスの骨組みの設置(それから)
さらに、
○苗の準備もこれからだ!
 
それに加えて、
心配していた土の状況が思った以上にゴロゴロで
畑としてこのままでは、かなり厳しいかな?
他の農家の方に聞いてみても、
田圃からいきなりの畑では、土がこんな感じでゴロゴロなのは
仕方ないらしい。
 
結論としては
少し予定をずらして、少しずつ土作りをしながら進めることにする。
まぁ、気長にやりなさい!と道行く農家さんたち。
 
そんな騒動のなか



三日坊主(犬)はというと、
時々横の道を散歩で通るワンちゃんたちに
無駄な遠吠えをする以外は
相変わらず、一日中退屈坊主でありました。
 
 
 
 
 

2014年4月23日水曜日

4月23日 準備開始

道具・肥料・ハウスを揃える

先週~ここしばらくは「準備週間」
特に土作りのための肥料の注文、土に混ぜ込む作業を行います。
堆肥の4tは、やっぱりすごい量ですね!
そして、同時にすごいニオイ!(汗)

セルカは1アールあたり1袋を準備。 
 
 
 
広い!やっぱり広い!
出来れば楽(らく)したい!
同時に楽(たの)しみたい!
そんな上手いこと行きませんわなぁ。
 
軽トラが入って行けるか?
無理かなぁ?と思いながらも子供に帰り、
遊び心いっぱいに
チャレンジしてみた結果、
(モトクロスの面白さが少しわかったような気が・・・)
畝の幅と車幅が微妙にずれて
タイヤの轍の跡が偏った場所についてしまい
後々の作業に支障が出そうなので
結局、軽トラで入るのは諦め・・・
 
 
 
一輪車を調達し
肥料(セルカ)を撒くのは手作業ですわ(汗・とほほ)。
23日の午後、三日坊主(妻)はセルカ撒き
10列頑張りました!
2~3日後、腰や背中が心配です(苦笑)
 
また物置用ハウスが建てやすいように
地面を平らにならしていきます。
これも手作業です。
広い!広い!ホンマに広い!
 
管理機くらいは自前で持ちたいと
空いた時間に農機具メーカーにも顔を出し、品定めもしとります!
 
連休までに肥料を撒いて、土に混ぜ込んで
ハウスの骨組みを利用し、連休には何とか
夏野菜の苗(茄子・トマト・きゅうり)を植え付けたい!
(いつの間にか?ピーマンがきゅうりに代わっている?)
 
三日坊主(妻)は
毎日、畝の寸法を測り直し 
水と人の導線を考え考え考え・・・
ハウスの建て方をシュミレーションし
日々、妄想力&想像力を生かして
奮闘中であります。
 
ブログ初登場の三日坊主(犬)
農作業を手伝う訳でもなく
軽トラの狭い車内で退屈中!
 
君はライオンキングか?
 

2014年4月21日月曜日

4月19日 岐阜関まで軽トラ飛ばす!

ハウスの準備


遂に畝が立ったので、小型のビニールハウスの準備にとりかかることにした。
大型のビニールハウスではなく、まずは小型のもので考えることにした。
三日坊主(妻)の初期計画によると、
★基本は、路地で夏野菜「トマト・茄子・ピーマン」を栽培する。
小型のハウスとその骨組みを利用して
トマトの雨除け・茄子の支柱に使いたい。
というもの。
適当な都合の良いサイズのハウスがなかなか見つからず、
結局、愛媛か岐阜か?という選択になり
19日は軽トラで、中国道→名神高速→東海北陸自動車道と移動して
岐阜県関市のホームセンターまで仕入れに行きました。
時速80km/hで片道3時間。
遠かった・・・。

これは、昼ごはん(関の白神ラーメン)↓

20日は、トラクターで立ててもらった畝の端のほうの溝を
手作業できれいに整地。
普通のスコップでは土が重いので、新兵器の登場!です。





また、畝や溝のサイズを測ってハウスの場所の計画を作っていきます。
夫婦でなかなか息が合いません(とほほ)

まだまだ、牛糞などの肥料も撒かねばなりませんが、
あっという間に5月、ゴールデンウィーク。
まぁ、まだ始まったばかりなので
出来ることから少しずつやりますかねぇ。
しかし・・・3反はホントに広いです!
惨憺たることにならないように・・・なんちゃって~(汗)



2014年4月17日木曜日

遂に、トラクター出動!

4月17日(木)畝立て開始

 
ここしばらく(10日間ほど)雨が降っていなかったので、
田圃の土が大分乾いてきた。
「決して焦ってはいけない」という声を聴きつつ
明日(18日)は雨が降るかも知れないというので、
この田圃を借りることでお世話になった、恩人のO先生にお願いして、
トラクターで遂に田圃を鋤いてもらえることになった。
 
 
私・三日坊主(夫)は仕事で立ち会えないので
三日坊主(妻)が立ち会った。
 
 
草が生えかけて緑色だった3反(3000平米)の田圃が
みるみる土の焦茶色に変化して行く。
何故か???カラスが寄って来る。
地中のミミズが掘り起こされて
出てきたところを狙っているのかな?
とても興味があるようだ!
そして、それはそれは
ホントにとっても楽しそうに見えるんですわ!
 
 
「荒鋤き」のあとは「畝たて」だ。
土は果たしてどんな状態か?
気になる・・・気になる。
 
しかし、なんと美しい畝か!
トラクターをいつも使っているお百姓さんにしてみれば、当たり前かもしれないが
いやぁ、お見事!すごい!感動!です。

15時ごろから日没ぎりぎりまでの3時間余りで
3反の田圃は姿を変え
畑に生まれ変わろうと
その第一歩を踏み出したのです!(うふふ)

あんなに苦労して人力で切った溝は
アッという間にその姿を隠してしまったが・・・
トラクターって
あぁ、なんてすごいんやぁぁぁ~!

2014年4月14日月曜日

そろそろ?焦りは禁物!

溝切りから3週間経過。

縦(70メートル×2本)と横(40メートル×1本)を切り終え、
水の引き込み口の溝も切り、
当初の計画の半分強まで溝を切ってきたが、
体力の問題もあり、下の田圃との間の畦を切らせてもらい、排水を3か所にして、
このまま、しばらく田圃の乾いて行く様子を見てみることにする。
そろそろトラクターが田圃に入れるくらいに乾いてほしいのだが・・・。
しばらく雨も降っていないので、もうそろそろいいかな?
  
 
 

土を掘り起こして行くうちに判ったことがある。
「土がゴチゴチに固い」
 

となりの畑のOさん曰く
「慌てて鋤いたらあかんで~!}

土が乾ききらないうちに鋤いてしまうと
写真右側のように、カチカチに固まってしまい
そのあと鋤いても鋤いても細かくなってくれないらしい。
表面は乾いているようでも
掘り起こす地中の土は、まだまだ乾いていない。
それを知らずに鋤いてしまうと、ゴチゴチの土は
何度鋤いても、細かくなってくれない・・・らしい。

そうでなくても、田圃の土は本当に硬い!
夏野菜はこの土で果たして育つのか?
作物の苗が息のできない状況というか、肥料が少ないというか?
土に籾殻や鶏糞、糠(ぬか)などを鋤き入れて空気を入れる必要があるのではないか???
別の場所の畑の土(上の写真・左)と比べてみれば、一目瞭然!
しかし、今からそんな土に出来るのか?間に合うのか?

再び隣の畑のOさん
「慌てんでもええ、出来るところから、ちゃんと乾いたところから鋤いたらええ」

そうですね・・・そうそう!
慌てず、騒がず・・・出来ることからコツコツと!ですね。
(あぁぁぁぁ~早くトラクターで鋤きたい~!!!)


2014年4月7日月曜日

2週間が過ぎて・・・

縦の70メートルを2本切り終え、次は横の40メートルへ移る。

 
溝切り作業をしていると、近くの農家の皆さんが軽トラで通りかかり・・・
「えっ?この田圃、畑にするの???」と、目を丸くして
「草刈り大変やで~ここに住まなあかんでぇ~」と言い残して去って行く。
大変なことになるとは、重々承知の上で始めたのだか・・・
あのような発言を聞くと心細くなってしまう。
それでも、隣の畑のOさんは
「大丈夫!大丈夫!明日の雨が楽しみやね!」と笑顔で応える。
とにかく、5月の夏野菜の移植までに、畝を立てたい!
まずは、目の前の課題であります。
そのためには、トラクターが入れるまで、土を乾かす必要があるのです。
横の40メートルの溝を切ったあと、
先に切った70メートル2本の「溝さらえ」を行った。
溝の壁の土が崩れたり、泥水が流れ込んだりで
折角切った溝に土が溜まり、溝が浅くなってしまう。
周期的に、溝の底に溜まった土をさらって、上げる必要があるのです。
 
また、金曜日から土曜日にかけて、まとまった雨が降った。
深い轍には、またまた水が溜まり
深くじゅるい箇所は、再び沼化している。
「泥沼」とはよく言ったもので、
そんなところは、溝の底をさらってもさらっても
溝はすっきりしないのであります。
 
 
これで溝を切り始めてから、丸2週間。
5月はそこまで来ている・・・